Big Sur上のVirtualBoxにMountain LionをインストールしてCS5を入れる
Big Surが登場しました。
すでにCS5はサポート切れになっていてインストールできないのですが、まだまだ使う機会があるので、仮想ソフトを使って動かせるようにしました。
用意するもの
- 最新Mac OS Big Sur
- Oracle Virtual Box
- Mountain Lion
- Java SE6 ランタイム
https://support.apple.com/kb/DL1572?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP
手順
- 必要なものをそれぞれダウンロードする
Mountain Lionの入手が分かりづらいですが、mas-cliを使って入手します。
- Mountain Lionのインストールディスクを作る
hdiutilをつかってVirtual Box上に仮想環境を作るためのインストールディスクを作成します。
- Big SurにVirtual Boxをインストールする
(画面の指示通りにインストールするので割愛します。) - Virtual Box上にMountain Lionをインストールする
↓を参考にさせていただきました。
※↑の補足 チップセットはICH9にしておかないと起動しませんでした。
※更に捕捉 すでにMountain Lionはサポート切れなので、インターネット接続は不可能にするべきです。ネットワーク接続は切断しておきましょう。 - Mountain Lionの解像度を調整する
デフォルトでは画面が小さすぎるので、インストールが終わったら一旦仮想マシンの電源を落とします。Big Surのターミナルからコマンドを打ち込んで解像度を変更します。
- CS5ディスクイメージの吸出し
Mountain LionでUSB接続の光学ドライブがうまく動かなかったので、ディスクユーティリティでディスクイメージファイルを作成してVirtual Boxにセットします。
- Java SE 6のインストール
ダウンロードしたディスクイメージをVirtual Boxにセットしてインストールします。 - CS5のインストール
あとは、Mountain LionでCS5をインストールするだけです。お疲れさまでした。
この方法だとちょっと動きはもっさりしていますが、旧ハードウェアを維持する必要がないのがメリットですね。