ZEROPLUS LAP-CでSPIのデータが表示されない
はまったのでメモ。
プロトコルアナライザ設定で「ZEROPLUS LA SPI MODULE」を選んでSPI通信を解析。波形は表示されているのに、DataがUNKNOWNから変化しなくて困った。
結論から言うと、マイコンからSlave Selectをきちんと出力してやると表示されました。どうやらロジアナの解析ソフトウェアがMasterのSlave Select信号を見てDataを解釈しているようです。
最近は「Raspberry Piで手軽にIoT」なんていう雑誌が増えましたけど、自分で考えたものをつくって動かそうと思ったらロジックアナライザーとかオシロスコープがないとちょっと無理ですねえ。「雑誌に書いてあるとおりにやったのになんでうごかないの!もういや!」で終わっちゃう。
プログラミング入門用の本には、「こう作ったら動く」は書いてあるけど、「思ったように動かないときにはどうしたらいいか」なんて書いてくれないですからね。
「自分でオリジナルのものを作る=動かないものを動かすようにする」ですからねえ。ブラックボックスの中身を全部知っておく必要はないけど、こういうツールをつかってポイントを押さえておかないといけない。そこはノウハウが必要なところです。